福祉フォーラム・ジャパン in 一橋大

昨日、日曜日は朝10時からシンポジウム、セミナー、分科会でのディスカッションの1日です。その中で、お昼のランチョンセミナーを担当しました。
認知症患者の食、ただ食べる、飲み込むということではなく、噛んで食べる事の意味を3症例をとおして、お話しさせていただきました。噛んで食べるためには歯が必要です。歯がなくなった方には入れ歯が必要です。認知症のために機能が低下してしまう方が多く、そういう方に入れ歯をいれようにもコミュニケーションがとれず、大学で教わった方法では通用せず、これには特別な理論と匠の技術が必要となります。認知症の患者さんは異物感のある入れ歯はいれてくれません。口の中にフィットすると受け入れてくださり、めざましい変化が起こってきます。口から噛んで食べる事により、反応や、行動が改善してきます。
ある患者さんのご主人は一回の食事になんと4時間かかっていたのが、1時間で食べられるようになり、本を読む時間が出来た、そして3年前の家内に戻ったようです。といっていただきました。
患者さんが元気になってくると、まわりで介護する家族の方も負担を減らし元気に、そして笑顔がでてきます。
食べる事は生きること!
意欲の表れです。

そんな日々の取り組みを紹介させていただきました(^_-)

院長 大川延也

東大和市で歯科・小児歯科・予防歯科・訪問歯科・往診の事なら、大川歯科医院まで御相談下さい。
キッズルーム・キッズスペースも完備しておりますので、子供・お子様連れ・家族連れの患者様も遠慮なく御来院下さい。
広々とした無料の患者様用駐車場が10台分ございますので、お車でも安心して御来院頂けます。
小学校を卒業するまでのお子様はフッ素塗布が無料になっておりますので、お気軽に定期健診にも通って頂けます。

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大川歯科医院