院長の大川延也です。

外来診療が終わった後は、市内の患者さんを往診します。さて、今日は

79歳の男性、脳梗塞後遺症で半身麻痺、嚥下障害のため、鼻からのチューブ栄養で退院。どうしても口から食べたいと依頼されました。訪問してみると ”ギリギリギリ“ 歯ぎしり音!!!!!24時間たえまなく ”ギリギリギシギシ“ 
皆さん歯ぎしりの音知ってますよね。背筋がぞぉーとするような音、それが24時間ですよ。家族はもちろん大変!ショートステイに行っても個室しかだめと言われ、もう、うるさくてたいへんです。
初日、脳神経系の不随意運動(ディスキネジア)を和らげるために、固い顔面筋をマッサージ、そして咬合調整、嘘のように音が消えた。
2週間後訪問、お部屋にはいるとまたあの音が、、、”ギリギリギシシ”  前回の治療では2日しかもたなかったそうだ!!!leoと、奥さん。そこでさらに咬合調整、今度はもっともっと大胆に! 音は消えた。でも”ディスキネジアは消えず、ずっと動きっぱなし。
これじゃぁ、患者さんも疲れるでしょうね。
そして、今日訪問、また ”ギリギリギシギシ、、、、” やってるんだろうなと思いながらドアをあけると!sign03
何と、何と、音が聞こえない。 ディスキネジアの動きも止まって口を閉じているではないかupcoldsweats01
やったね! 本人も家族も大喜びです。
往診の喜びはこの家族の笑顔なんです。 一日の疲れはすべてふっとんでしまいます。
明日は木曜日院長は4人の患者の往診に出かけます。東大和から、国立へ、そして最後は調布へのロングドライブです。

往診は楽しいなgood

大川歯科医院  大川延也

大川歯科医院